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環境調査のプロフェッショナルに調査設計事業部 水文環境グループ 宮澤 雅行2022年入社千葉大学大学院融合理工学府 地球環境学専攻河川やダム湖での流量・水質調査
高専時代は水処理の研究室に所属し繊維状浄化材を用いた浄水や活性汚泥の性能を研究しました。その後、高専時代の知識を深めるため、大学・大学院の4年間で廃棄物処理(廃プラスチックの再資源化)の研究をしました。 就職活動は、主に高専時代の「水」の知識を活かしたいと思い、初めは水処理メーカーを中心に見ていました。その後、活動を通じて「現場」のある仕事への関心が高まり、水文環境の仕事に強く惹かれました。 最終的に東設土木コンサルタントへ入社を決めた理由として、水質調査や流量観測等の様々な現場経験とデータ整理等の内業を通じて深く業務を理解できることや住宅補助や休暇などの福利厚生が充実していることが挙げられます。
私は現在、計測技術・基礎調査・水文環境・開発計画の4グループからなる調査設計事業部に所属しており、水文環境グループにて業務を行っています。外業は河川の流量観測やダム湖の水質調査、魚類調査等が対象で、実際に河川内での流量観測や協力会社さんが安全かつ円滑に業務遂行できるよう現場管理をしています。内業は計画書から報告書までの書類作成や現場データの整理、現場工程の調整を中心に行っています。 最近は、現場で得た経験を活かし、見積書の作成等にも挑戦しています。また、より多くの経験を積み重ね、お客様へ多様な角度からの提案ができるよう日々業務を行っています。
特にやりがいを感じることとして、次の2つが挙げられます。1つ目は、現場業務を無事遂行できた時です。初めて自分の担当業務で河川の横断測量を実施した際、自ら立てた計画を安全に遂行できた時の達成感は格別でした。 2つ目は、データの理由を考察する時です。自然が相手のため、現場河川で長期にわたり流量を測ると、突然前回と違う傾向が出ることがあります。その際、現場の周辺状況の確認や降雨記録を調べることで理由を考察する時は、時間があっという間に過ぎ去ります。
最初の項目で少し触れましたが、就職活動時の私は、人生の多くを占めるであろう「仕事の時間」と自分のやりたいことを続ける、もしくは探すための「休みの時間」を大切にしていました。東設土木へ実際に就職してみて、これらは叶っていると、今改めて思います。 「仕事の時間」については、もちろん忙しい時期もあります。ですが、色々な業務への挑戦機会の多さや先輩社員によるサポート体制は日頃から感じることが多く、充実した時間を過ごせています。また、「休みの時間」についても、休暇の取得は積極的に促してくれるため、息抜きに何となく休みを取ることも調整して生み出した連休を友人や趣味などに使うこともできます。 皆さんも、自分の「やりたいこと」や大切にしたい「時間」があると思います。それは、初めから決めているかもしれませんし、就職活動を経て見つかることもあると思います。自分と向き合う就職活動の期間を経た皆さんと、一緒に働ける日を楽しみにしています。