調査 定置式超音波ドップラ流向流速計

暗渠・開水路での流量測定に最適

概要

超音波ドップラ式流量計は、ドップラ式流速計と水位計とを併設することで流速や水深(=断面測定)を測定し直接流量の連続観測が可能となり、断面形状が一定な水路における流量観測に最適です。 流速の測定は、センサー前部にある流速センサー(送・受信)より超音波を発射し、流体中に含まれるエアバブル、浮游物体等の散乱体および不純物等によって、ドップラ効果を受けたさまざまな周波数を受信し、平均流速を求めています。

特長

水槽や調整池等によるバックウォーターの影響がある水路等、一般的な水位流量曲線式による管理が困難な場所に最適です。

用途

暗渠・開水路での流量測定

実施例

導水路内での流量測定状況

ドップラ流量計設置状況

測定原理