維持管理 CrackDraw21

コンクリート構造物等の劣化変状展開図作成・管理支援システム

概要

本システムはコンクリート構造物や鋼構造物等の劣化・変状の分布状況を電子化し、3D表示など劣化・変状の大きさや分布状況をわかりやすく表示するとともに、変状数量等の自動計算機能により、劣化・変状のランク付けや進行状況の確認などを簡単に行えるシステムです。 また、長期間の点検記録、詳細調査データ、補修履歴、現場写真など各種情報を一括格納できますので、設備管理・保全情報の一元化が可能です。 (NETIS登録番号 HR-030010)

特長

  • 高解像度画像やスケッチ図を背景に取り込み、ひび割れ等をトレースし変状展開図を作成できます
  • フォルダ機能のあるレイヤ構成で、点検ごとのデータを管理し、変状の進行や補修履歴を管理できます
  • ひび割れ長さや漏水等の面積は、変状を作図するだけで自動計算され、データをExcel等で利用することができます
  • 変状データに状況写真や書類(Excel、Word、PDF等)をリンクさせることができます
  • 展開図および画像を3D表示することができます
  • DXFデータへの書き出し、読み込みが可能です。(AutoCADに対応)

用途

土木海洋構造物
  • トンネル(道路、鉄道、水路、洞道)、橋梁、港湾・空港構造物、防波堤
建築構造物
  • 高層建築壁面、建築内壁、煙突
電力設備
  • ダム、導放水路、地下発電所空洞、ギャラリー、バレル、水槽、送電線鉄塔

実施例

山岳トンネル

ボックスカルバート

橋梁

ダム

主な機能

構成画面

作図方法

データ管理

数量自動計算

写真、ファイルの表示

3D表示

3D表示(変状)

3D表示(画像)

その他の機能

  • DXFへの書出し、読込みが可能(Auto CADに対応)
  • SXFへの書出し、読込みが可能(建設CALS/EC、電子納品に対応)
  • ブロックごとでの健全度評価(ランク、点数)の自動化(カスタマイズ)
  • クラック密度の自動計算
  • 補修計画(費用算出)への利用 他

サービス内容

  • 「CrackDraw21」ソフトウェアの販売、リース
  • 「CrackDraw21」を使用した構造物(トンネル他)の調査業務