維持管理 狭小部撮影システム

近接撮影による点検

概要

本システムは、デジタルカメラおよび専用の撮影機材により近接から橋脚、建物などの高層構造物を撮影 し 構造物表面の状態を画像化することにより、ひび割れ、漏水等の劣化・変状を精度良く検出します。 得られた画像データを劣化・変状展開図に変換し、当社で開発した『CrackDraw21Jに入力 することにより、設備の状態確認や劣化・変状特性の分析などきめ細かな設備管理を行うことができ、大規模地震後の健全度確認などへの対応も容易です。

特長

  • 目視点検では点検不可能な範囲を調査する事が可能です
  • 専用機材での点検のため安全性が向上します
  • 仮設をした場合と比較して大幅な作業時間の短縮が見込めます
  • ひび割れ幅の抽出精度(構造物、状況による)・0.1mm 幅以上のひび割れ
  • 狭い箇所の点検も可能です。(25cm 以上)

対象

  • 橋梁(橋脚)、サージタンク
  • 壁面、建物 他
橋脚
建物

撮影

撮影はデジタルカメラおよびLEDライトにより専用機材に装着し、壁面に近接し自動で対撮影します。狭い箇所(25cm)での撮影も可能です。

撮影機材
撮影状況

展開画像作成およびひび割れ抽出

デジタルカメラの動画データをパソコン上に取り込み、専用ソフトにより画像処理(静止画編集、補正)、画像接合して展開画像を作成します。