調査 マルチビーム深浅測量

陸上も同時に3D測定できる深浅測量

概要

システムは、扇状に発振する音波によって面的な測量(スワス測深法)を行う、「マルチビーム測深機」(以下マルチビーム)を使用して、海底や、湖底、河床等を3D点群データとして測定し、3Dの形状や変化を求めることができます。 広大な測定範囲を短時間で測定することができ、シングルビーム測深機では難しかった測線間の地形も測定可能なため、詳細な等深線図等を作成できます。

特長

  • マルチビーム測深機は、NORBIT社製のマルチビーム測深機「iWBMSh」を導入しております
  • ソナーはカーブドアレイ方式を採用し、7~210°の間で任意にスワス幅を変更可能です
  • 測深ソナーは調査船の舷側に取り付けます。単管パイプと専用治具を用いた固定方法で、舷側に直接固定し、数人乗りの船外
  • 機船から20トン程度の船であれば、既存の金具と単管パイプを用いて艤装することが可能です
  • 陸上用の3Dレーザスキャナ「iLiDER」を使用し、陸上部分の測定も同時に行えます

用途

  • 海洋工事、浚渫・埋立工事の施工管理等に伴う精密深浅測量
  • 護岸、岸壁、防波堤等の設備維持管理に伴う根固部形状調査、前面部海底調査
  • ダム、河川、湖沼の堆砂量調査
  • 海底ケーブル、海底ガス導管等のルート調査、陸揚げ地点等の海底調査
  • 護岸、岸壁、防波堤等の設備維持管理に伴う根固部形状調査、前面部海底調査
  • ダム、河川、湖沼の堆砂量調査
  • 海底ケーブル、海底ガス導管等のルート調査、陸揚げ地点等の海底調査
コンター図
差分図(今回―前回)
断面図
鳥瞰図

成果品例

石炭火力発電所貯炭量棚卸しにおける体積測量