調査 ポータブル貫入試験

ボーリングマシン不要な山岳地地質調査機

概要

ポータブル貫入試験機はJIS A1219に準じた標準貫入試験によるN値測定が可能な、小型軽量型の地盤調査機です。(特許第6619235号)コアドリル搭載型機は減速装置(特許申請中)によりボウリングと同等の低速高トルク回転が可能なため、ボーリングと同等の性能を有します。機械全体が軽く、さらに25kg程度に簡単に分解可能なため、クローラやドローンで運搬可能でモノレールの敷設を必要としません。

特長

  • 25kg程度に分解できるため山岳地でモノレール運搬は不要、クローラまたはドローンで運搬可能です
  • コアドリル搭載型機は減速装置により25-30mまでの深部掘削、N値50以上の地盤を連続5m以上を確認、トリプル  サンプリングによる乱さない試料の採取が可能です
  • 標準貫入試験によりN値を求めることができます。標準貫入試験間はオールコアサンプリングが可能です
  • オペレータ、助手不要の自動運転ポータブル貫入試験機(特許第7297202号)は、深礎床付け面のN値を検査することが可能です
  • 道路運搬はユニック車を必要とせず、4WD1ボックスカーで可能なため、林道の奥まで運搬可能です
  • 三また他多くの単管パイプを使わない、新ポータブル貫入試験機を開発中です。助手の高所作業が不要になります

用途

  • 山岳地送電鉄塔の基礎設計のための地盤調査
  • 山岳地風力発電所建設のための地盤調査
  • 送電鉄塔の深礎基礎の床付け検査

クローラ運搬

クローラ運搬(運搬路補修)

ポータブル貫入試験機(貫入試験)

ポータブル貫入試験機(掘削中)

ドローン運搬

トリプルサンプリング

深礎床付け検査用自動ポータブル

マット基礎床付け検査用自動ポータブル

ワンボックスカーへの積み込み

送電鉄塔基礎調査(運搬中)