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2020年07月08日
2020年6月30日付けで,当社技術『遠方自動撮影システム』(NETIS番号:KT-190008-A)が,「道路橋点検記録作成支援ロボット技術」での技術試行を経て評価され,国土交通省ホームページに公表されました。これと同時に,「点検支援技術の性能カタログ(案)」も公表されております。
『道路橋点検記録作成支援ロボット技術』に関する試験結果等を公表します
~ 新技術の活用に向けて ~
https://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_000705.html
※試験結果等比較表:別紙3(PDF形式)に,弊社技術が掲載されています。
『点検支援技術の性能カタログ(案)』
https://www.mlit.go.jp/road/sisaku/inspection-support/
※第2章 性能カタログ ■画像計測技術 橋梁(24技術)2-145ページから,弊社技術が掲載されています。
国土交通省の橋梁定期点検要領では,道路橋の床版ひび割れ幅を0.05mmから記録することが要求され,その記録や管理には多くの労力を要します。『遠方自動撮影システム』では,効率的で精度の高い記録が可能となります。 別紙3(PDF形式)に記載がある,A-1「損傷写真の撮影の評価」の検証結果では,「床版ひび割れの判読可能率が99%」と公表され,他社(46~99%)と比較して精度が高く,優位性が高い技術として評価されています。
キヤノンとの研究成果である「AI変状自動検知技術」や,ジーテックと共同開発の「CrackDraw21」による客観的なデータ記録,管理,調書作成支援について公表されています。 別紙3(PDF形式)に記載がある,A-2「損傷写真の整理の評価」では,ひび割れのAI自動解析により0.05mmまでデータ判読可能なことだけでなく,「CrackDraw21」に解析結果を取り込み調書類の自動出力等が 可能であることなどが示され,精度や自動化による管理支援面での優位性も評価されています。 本技術は,道路橋・鉄道橋のほか,ダム・建物・大規模壁面などでも活躍しています。ひび割れの解析はいたずらに細かいものを記録するのではなく,構造物の目的や設計,管理事業者ごとの点検の要領にあわせて, 適切な解析・記録を行い、構造物の評価を適切に行うためのデータを蓄積します。
弊社は「メンテナンス・レジリエンスOSAKA2020」に出展し,展示ブースでは,下記技術を活用した点検ソリューションをご紹介するほか,様々な構造物点検に関するご相談にお応えいたします。
会 期 : 7月29日(水) ~ 7月31日(金) 10:00~17:00会 場 : インテックス大阪 4号館 弊社出展ブース:4K-16~18共同出展: キヤノン(株)、キヤノンマーケティングジャパン(株)
株式会社 東設土木コンサルタント 事業推進部 多田,中川〒113-0033 東京都文京区本郷1-28-10URL http://www.tousetu.co.jp/TEL 03-6371-4265 FAX 03-5805-7264