維持管理 判定支援技術

技術概要

 変状抽出結果から、判定すべき変状範囲を自動で提案するとともに、変状の個別判定(AA,A1,A2,B)を自動で判定します。  個別判定結果から、径間や部位ごとの健全度(Ⅳ,Ⅲ-2,Ⅲ-1,Ⅱ-2,Ⅱ-1,Ⅰ)を自動で提案します

コンクリート床版端

健全度の自動判定結果


判定支援_画像


鋼橋コンクリート床版橋

精度

研究にて実施した精度評価結果は、表の通りです。

効率性

 変状の多い橋梁で検証した結果、従来手法と比較し1/3の工数で変状判定、健全度判定ができることを確認しました。

アピールポイント

  • 近接目視点検においては、近傍に分布している同種変状は1グループとして判定することが多く、技術者の経験が必要でした。判定すべき範囲を技術者と同様に自動提案できること(他にない新規性の高い技術)が、精度の高い判定を実現できたポイントです。
  • 技術者による判定は、どうしてもばらつきが生じます。判定支援技術の活用により、標準的な判定として一貫性のある点検、診断が可能になります。
  • 判定結果を可視化することで、変状原因推定の効率化や精度向上にも寄与します。判定行為そのものだけでなく、その後の修繕計画、維持計画の高度化や効率化にも貢献するものです。
  • NEXCOだけでなく、自治体や鉄道の橋梁や高架橋でも試行を行い、親和性があることを確認しています。