河川・水路の流量測定「ADCP流量測定システム」

概要

本システムは、各測定層における3成分の流速分布が測定可能なADCP(Acoustic Doppler Current Profiler:多層流向流速計)による高精度な流量測定システムです。 ADCPの測定原理は、水中の流れとともに移動する懸濁物質等から反射してくるドップラーシフトを各送受波器で検出することにより各層の3成分の流速を測定でき、また同時に水底からのドップラーシフトを検出することによりADCP自身の移動速度・水深も測定できます。流量測定は、河川等で横断方向にADCPを移動しながら流速の鉛直分布及び水深を測定し、瞬時に流量を算定することが可能です。

特徴

  • ■ADCP特性の測定不能域(左右側壁・水底・表面部)については、弊社独自システムによりデータ補完し流量を算定します。
  • ■センサー部を表面部に入れ河川等の横断面を移動するだけで、横断面における水深と鉛直方向の流速分布が短時間に測定できます。
  • ■水面幅13m、水深4.5mの水路で約2700測点の流速測定値が得られ、高精度な測定が可能となります。
  • ■大容量・多流量の水路、大河川においても、仮設が簡易で安全性の向上にも大きな効果があります。

用途

  • ■取水量管理方法の調査検討に関わる水路流量測定(H-Q設定、P-Q検証等)
  • ■大河川での流量測定
  • ■感潮域河川での流量測定

実施例

  • 水路流量測定状況
  • 河川流量測定状況

ADCP機器構成

流量測定イメージ

成果品例