三次元計測システムを用いた大規模土木構造物の計測
概要
地下空洞や大型地表構造物の全体的な変形を、より高精度に把握するためトータルステーションによる三次元計測システムを用いた計測を行っています。 高精度トータルステーションで水平角・鉛直角・距離を測定し、三次元座標に換算して測量時の三次元的位置を求めます。
特徴
- トータルステーションにより観測された角度、距離データは即座に座標値換算され、XYZの三次元座標値の取得が可能です。
- 任意に設置した2点(座標原点、X方向点)を観測することによって観測座標系が設定されるため、地下空洞等の、基準点の設置が困難な場所に於いても計測作業が可能です。
用途
- トンネル
- 地下空洞
- ダム
実施例
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地下空洞の変位計測
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地下空洞の変位計測
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地下発電所の内空変位計測経時変化
使用機器の仕様